VHO式巻き爪治療法について
従来の巻き爪の治療といえば、主に爪や爪母を手術により切除するフェノール法や鬼塚法と呼ばれる治療法が普通でした。
しかしフェノール法や鬼塚法は爪が見た目に狭くなることや、再発する可能性がとても高いことから最近では爪を切除するのではなく、矯正する方法が主流になってきました。
VHO式は、1970年に開発された巻き爪矯正技術に対してつけられた名称です。重度の巻き爪であっても、手術をするのではなく「血を出さず、痛くない方法」として開発された巻き爪矯正技術なのです。
VHO式の「VHO」は「Virtuose Human Orthonyxie」の略で、日本語に訳すと「熟練の技による人間的な巻き爪矯正法」という意味になります。
VHO式の治療法には以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・個々の巻き爪の形状や爪周辺の状況に合わせて、長さやカーブ、張り具合を自由に調整できる。
・事前に型を取る必要がないため、短時間での施術ができる。
・爪を切ったり穴を開けたりしないので、爪や皮膚に無駄なダメージを与えない。
・外科的手術の必要がないので経済的に治療を受けれる
・爪を切ったり穴を開けたりしないので、爪や皮膚に無駄なダメージを与えない。
・ワイヤーをつけた段階で巻き爪の痛みが軽減される。
・ワイヤーも目立たず、日常生活に支障をきたさない。
・爪を切らないので、矯正後は自然な爪になる
デメリット
・矯正なので巻き爪が治るのに期間がかかる
・保険適用外
個々の巻き爪の形状に合わせることができる高い調整力
VHO式は個々の巻き爪の形状や爪周辺の状況に合わせてワイヤーの長さやカーブ、張り具合をその場で状況を見ながら調整できることが特徴です。
これによって、
- 型取りの必要がなく、短時間で施術が可能。
- 個々の爪に合わせた最適な力加減で、無理なく強力な矯正が可能。
という二つのメリットがあります。
爪を痛めず、衛生的
ワイヤーを使うものの、マチワイヤー法とは異なり爪や皮膚に穴を開けるのではなく、爪に引っ掛ける仕組みなので爪や皮膚に無駄なダメージを与えることなく巻き爪の矯正が出来ます。
接着剤もほとんど使わないので爪や皮膚への通気性も保たれ、衛生面でのメリットもあります。
経済的に自然な爪へ
VHO式は外科的な手術が必要ないので、費用も高くなりにくいという特徴があります。また、ワイヤーで巻き上げるので処置の段階で巻き爪の痛みが和らぎます。
そのワイヤーも細くあまり目立たず、靴下にも引っかかりにくく処置してくれるため、日常生活に支障を与えにくいといったメリットだかけの巻き爪矯正法なのです。
VHO式巻き爪治療にかかる期間と費用は?
(処置時間) 約15分(1箇所)
(治療期間) 半年~1年
( 費用 ) 約10,000円前後(1箇所)