巻き爪部分の切除について
巻き爪になると、爪が皮膚に食い込み、食い込んだ部分が炎症を起こしたり化膿したりします。
軽度の巻き爪の場合は、食い込んだ爪を部分的に切除することによって、炎症もすぐに治まり痛みも引きます。軽度の巻き爪の場合は、まずはこの処置が取られることが多いです。
しかし、根本的な改善に至らないケースが多く、ほとんどの場合で再発することが多い処置法です。
巻き爪部分の切除による治療には以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
・痛みもすぐに引き、比較的早く治る。
・治療自体の痛みもほどんどないことが多い。(麻酔使用時)
デメリット
・巻き爪の根本的な解決にはならず、再発するケースが多い。
・麻酔をしないこともあるので治療に痛みが伴うことも。
巻き爪部分の切除治療にかかる期間と費用は?
(処置時間) 10~30分
(治療期間) 1日
( 費用 ) 約8,000円前後(保険適用)
炎症や化膿自体は爪の食い込みをなくすことで数日で収まり痛みもなくなります。しかし、巻き爪部分の爪を切除しても、また爪が伸びてくると巻き爪が再発するケースが多く、その可能性は40~80%と非常に高いです。
再発を防止するためには巻き爪になる原因を知って、日々の生活の中で気をつけることが大切です。