運動が原因の巻き爪
運動が原因で巻き爪になることがあります。運動によって引き起こされる巻き爪は大きく分けると2つの原因があります。
ひとつは激しい運動やスポーツによる巻き爪です。そしてもう一つの原因が運動不足です。これだけを見ると運動しても運動しなくてもどっちもダメなのかな?と思われるかもしれませんが、そうではありません。気になる方はこのまま読み進めてください。
激しいスポーツで巻き爪になる
激しい運動やスポーツがなぜ巻き爪の原因になるのでしょうか。その理由は2つあります。
爪に圧力がかかる
スポーツによっては爪に大きな負担がかかるスポーツがあります。それはきつい靴を履くスポーツと、ダッシュとストップを繰り返すスポーツです。例えばこれらのスポーツです。
- バレエ(踊るほう)
- ボルダリング
- サッカー
- バスケットボール
こう考えるとかなりのスポーツが爪に負担をかけていることになりますよね。では、巻き爪になりたくなかったらこれらのスポーツをするなということでしょうか?もちろん、しないに越したことはありませんが巻き爪のためにこれらの運動を犠牲にするには重過ぎます。
巻き爪になりやすい体質の方でスポーツも楽しみたいという方は、日々の爪のケアを怠らなければ激しいスポーツをしても巻き爪に苦しまなくてすみます。運動を控えるのではなく、巻き爪にならないようにケアをするという考えを持ってください。
爪の怪我による巻き爪
激しいスポーツでは爪に怪我をすることがあります。特にサッカーなど足を使ったスポーツでは爪を損傷する機会が多いです。
爪が変な箇所から割れてしまったり、爪の怪我が原因で変な方向に曲がってしまうことがよくあります。そのまま放置しておくと曲がった状態で固定されてしまい、巻き爪の原因となることがあります。
爪が割れたり怪我してしまって、いつもと少しでも変だなと思った場合は病院で診てもらうのがよいでしょう。
運動不足で巻き爪になる
運動不足で巻き爪ってどういうこと?って思われるかもしれませんが、実際に寝たきりの人や普段あまり歩かない人には巻き爪が人が多いというデータがあります。また、杖をついている人は杖をついている側の足の爪が巻き爪になりやすいこともわかっています。
画像:からだエイジング
これは爪には常に内側に曲がろうとする力があるのに対して、歩行することで地面からの下の圧力をかけることによってバランスを取っているからです。普段歩かない人の場合はこの下からの圧力が爪に十分に加えることが出来ず、爪の内側に曲がろうとする力が勝ってしまい巻き爪になりやすくなるのです。