アサイー情報局

アサイーとは何か?どんな味?どんな効果があるの?レシピは?などを解説。

アサイーについて

アサイーとは

アサイー

アサイーは ブラジルのアマゾン地域の水辺に生息する、約25mほどの木になる"木の実"です。
見た目がブルーベリーに似ており、アサイーベリーとも呼ばれます。
ブラジルでは原住民が収穫する際、木を切り倒すのではなく、アサイーの木に登り手掴みで木の実だけを採取します。

アサイーの樹

アサイーベリーはたくさんの細い枝の間に房状に実がなります。
大体1本のアサイーの木に3~4房の実がなり、1房あたり3~6kgもの実が実ります。
そんな量のアサイーベリーを原住民は全て手掴みで収穫するのです。

これはアマゾンの熱帯雨林に重機が入れないというのも一つの理由なのですが、 アサイーの木の寿命は1000年とも言われるほど長生きなので、切り倒さないことによって 毎年夏になると収穫が出来るというのも大きな理由です。

アサイーの収穫時期

アサイーの収穫時期は夏です。
しかし、アサイーベリーが日本に入ってくるのは全てフリーズドライ加工されたものや、 ピューレ状に加工された状態で入荷されるため、あまり旬の時期を考える必要はないでしょう。

加工品にされる理由は、アサイーの実は約24時間ですぐに酸化してしまい豊富な栄養が損なわれてしまうからです。
なので、一昔前までアサイーは日本を始め、海外にはあまり出回りませんでした。

しかし現在は、様々な加工技術・保存技術が発展しており、豊富なアサイーの栄養素を損なうことなく 海外に出荷できるようになったのです。

また、アサイーの可食部(食べられる部分)は少ししかありません。
直径約1cmほどの実の約95%が大きな種が占めており、食べられる部分はなんと5%のみなのです。

ですので実のまま輸送しても輸送コストが無駄にかかってしまうので、現地で可食部のみに加工され輸送されるのです。 稀に実のまま出てくるお店がありますが、なんだか食べにくそうですね。

アサイーの味

見た目はブルーベリーに似ているアサイーですが、実際はベリー類ではなくヤシ科の植物なので味はまったく似ていません。

ベリー類に特徴の酸味や甘さというものは全くなく、まさに無味無臭な味です。
なので、どんな食べ物とも合わせやすいので、その日の気分で色んな果物などと合わせる事により様々な味を楽しむことが出来ます。

アサイー

無味無臭と書きましたが、実際に食べた感想は、ほんのりと独特な香りがありました。
なので、そのまま飲んだり、ヨーグルトなどの味や香りの薄い食品と合わせると苦手な人はいるかもしれません。
(私が最初に食べたのは、甘味のついたアサイーペーストを無糖ヨーグルトにかけて食べましたがちょっと苦手でした。)

独特な香りと言っても、ほんとに微々たるものなので、果物と一緒にアサイーボウルとして食べたり、
ミキサーにかけてアサイーシェイク、フルーツジュースと割ってアサイージュースにすれば美味しく食べれると思います。
(私はバナナと投入と一緒にミキサーにかけて飲んでいました。)

あとこれは、そこまで気にしないでもいいとは思いますが、濃い目の赤ワインを飲んだ時のような口の中がザラつく?ような感覚がありました。 (ポリフェノールの作用かな?)

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