アサイーに含まれるカルシウムの効果・効能
アサイーには牛乳の約3倍ものカルシウムが豊富に含まれています。
カルシウムと聞くと、まず初めに骨に良い。と思う人が多いと思います。
しかし、カルシウムにはその他にも人体に良い影響を与えることが分かっています。
カルシウムの代表的な3つの効果・効能
骨粗しょう症の予防
カルシウムは全体の99%が骨に、残り1%が血中・筋肉・神経に存在し脳や神経の働きをスムーズにしたり、ホルモン分泌,血液凝固など重要な生理作用に関係しています。 この1%のカルシウムを機能カルシウムと呼びます。 カルシウムの摂取不足により機能カルシウムが不足すると、生命を守るために副甲状腺ホルモンが働き骨からカルシウムを取り出して血中に放出します。 この状態が長く続くと次第に骨がスカスカになる骨粗しょう症になってしまいます。
出典:http://www.mit-japan.com/ndl/vitamin/calcium.htm
カルシウムには骨粗しょう症の予防となる働きがあると言われています。
高血圧や動脈硬化の予防
カルシウム不足が続くと、骨を溶かして血中に移動したカルシウムが血管の細胞内に取り入れられ蓄積してしまう「カルシウムパラドックス」が起きてしまいます。 蓄積したカルシウムは動脈を硬くしてしまい、高血圧や動脈硬化の原因になります。 カルシウムパラドックスを避けるためには、カルシウムを必要量しっかりと摂ることが大切です。
出典:http://www.mit-japan.com/ndl/vitamin/calcium.htm
カルシウム不足が続くと、高血圧や動脈硬化の原因になると言われています。
イライラを解消する
カルシウムには神経を安定させイライラを解消する効果があります。 カルシウムが神経を静める効果は、血中のカルシウムとマグネシウムのバランスが大切です。 カルシウムとマグネシウムのバランスは2:1の割合が理想的です。 カルシウムと同時にマグネシウムも摂るようにしてバランスを保つ必要があります。
出典:http://www.mit-japan.com/ndl/vitamin/calcium.htm
よくイライラしていると、牛乳を飲め。小魚を食べろ。と言われますが、カルシウムには精神を安定させる効果があると言われています。
カルシウムの一日あたりの摂取上限量
現代の日本人は、潜在的にカルシウム不足の人が多いためそこまで過敏に心配する必要はないのですが、 厚労省が定めた一日あたりの摂取上限量というものがあります。
その定められた上限量は2300mgです。
牛乳約100mlに含まれるカルシウム量は110mgなので、牛乳だと一日2ℓ以上。
アサイーには牛乳の約3倍の量のカルシウムが含まれていると言われているので、アサイーの実を700g以上になります。
現実的にどちらとも量としては多すぎますので、普通に摂取している分には問題はありません。
なお、この上限量を超えたカルシウムを長期間続けると、腎結石のリスクが高まります。